AICU Study

CLAUDE ACADEMY 公式レクチャー

Claude Platform 101 — API とエージェントループの基礎

最初の1リクエストから managed agents まで

初級 全14レッスン 約1.5時間 クイズあり 修了バッジあり 提供: Anthropic · 英語

マーシャが教える学習ポイント

この講座で何を学べるかを、日本語で聴けます。約8分27秒。
受講を始める前に聴いておくと、公式サイトを見ながらの理解度が上がります。

再生速度

話しているのは AICU のボイス「マーシャ・アランチャ」(合成音声)です。 内容は AICU が独自に書いた解説で、公式教材の音読ではありません。

このコースの内容

messages.create による最初のリクエストと構造化された応答の読み方から始まり、簡易な評価を実際に回してコストとレイテンシを見比べながら Fable / Opus / Sonnet / Haiku を選ぶ判断を扱う。中核はエージェントループを一度手で書き、仕組みを理解したうえで SDK の Tool Runner に畳む流れ。そこからツール使用で外部へ手を伸ばし、extended thinking で難しい問題を考えさせ、組み込みツール(ウェブ検索・コード実行・ウェブ取得)と Skills と MCP サーバーで拡張していく。長時間動くエージェントをコンテキストウィンドウとコストの内側に収める4つの管理パターン、Anthropic 側がループを回しイベントストリームで報告する managed agents の実装、そして ClaudeCode">Claude Code 自体を使って API アプリを書き、エージェントが書いたコードをレビューする方法まで。全14レッスン1.5時間。

マーシャの注目ポイントモデル選択の選択肢に Fable が並んでいるのが現時点の一次情報として重要。Building with the Claude API(9時間)に入る前の地図として最適です。

学習目標

日本語は AICU による要約です。Anthropic 公式の翻訳ではありません。

カリキュラム — 全14レッスン

  1. 1
    Claude Platform とはWhat is the Claude Platform?

    Claude Platform の全体像と使いどころが理解できます。API と SDK を使ってブラウザの会話を越えた統合ができること、Messages API や tool use などのプリミティブで何が呼べるか、Managed Agents やリトライ・キューといったインフラ層でどうスケールするか、そしてダッシュボードや evals といった運用用のコントロールがあることを学びます。実例としてヘルプデスクの返信自動生成を通じ、Claude を既存プロダクトに組み込む流れが掴めます。

    • プラットフォームの三層構造
    • 実例:ヘルプデスク文面作成
    • 質問型から製品組込みへ
    • まとめ
  2. 2
    最初の API 呼び出しYour first API call

    このレッスンでは Claude Platform の最初の API 呼び出しを実践できます。messages.create の必須要素(model・max_tokens・messages)の役割と使い方、system プロンプトで出力の性格を制御する方法、返ってくる response.content がブロック配列である点を理解します。API キーの安全な管理方法(.env.local に格納)や、スクリプトを実際のプロダクト処理(ルートハンドラでの要約や保存)に組み込む基本イメージも掴めます。

    • 導入準備
    • リクエストの構成要素
    • 実例:バグコードのレビュー
    • スクリプトから製品へ
    • まとめ
  3. 3
    適切なモデルの選び方Choosing the right model

    このレッスンでは、Claude のモデル群(Fable/Opus/Sonnet/Haiku)が持つ性能とコストの違いを把握し、用途に応じた最適なモデル選びの方針が身につきます。手元の代表例で簡単な評価(20〜30件)を回して品質と請求トークン量を比較する手順、そして実運用でタスクごとにモデルを振り分ける設計(1つのエンドポイントで複数モデルを使い分ける)を学べます。

    • モデルの階層
    • まずは簡単な評価から
    • 階層の比較表
    • 作業ごとのモデル振り分け
    • まとめ
  4. 4
    エージェントループの仕組みThe agent loop explained

    エージェントループの基本設計が理解できます。単一の API 呼び出しでは足りない自律的なワークフローを、Claude と外部ツールが交互にやり取りする「観察・判断・実行」のループとして実装する方法を学びます。サンプルコードでツール登録、ツール実行結果の返却、停止判定(end_turn)までの流れを確認し、開発と本番での違い(モック→実ツール、ストリーミング、永続化)も把握できます。

    • エージェントの本質
    • 最小動作例
    • 実行方法
    • 本番での同一ループ
    • まとめ
  5. 5
    ツール利用とはWhat is tool use?

    このレッスンでは、Claude が外部データや操作にアクセスするための「ツール」を定義・運用する基本概念が学べます。ツールの構成(name・description・input schema)と、Claude がどのようにツール呼び出しを要求して結果を受け取るかのエージェントループの流れを理解できます。複数ツールの選択と順序決定や、手作業のボイラープレートを省く tool runner の利点もわかります。ツール記述の精度が動作品質に直結する点も押さえられます。

    • ツールとは
    • ツールの定義方法
    • 複数ツールの選択
    • ツールランナーで定型削減
    • 実ツールは既存コードのラップ
    • まとめ
  6. 6
    思考機能とはWhat is thinking?

    Claude の「思考機能」が何のためにあるかと、実運用でどう使い分けるかがわかります。特に Opus 5 の adaptive thinking がデフォルトで動く仕組みと、出力の深さを effort パラメータで調整する方法を学べます。複雑なトレードオフ問題やコード・規制解析などで思考を有効に使うべき理由と、単純な分類や抽出では無駄になる点も理解できます。ツール呼び出しと組み合わせた実例で、思考ブロックがどのように可視化されるかも把握できます。

    • 拡張思考とは
    • Claude Opus 5 の適応思考
    • 使う場面と見送る場面
    • 行動する思考
    • 本番での重要性
    • まとめ
  7. 7
    ビルトインツールBuilt-in tools

    このレッスンでは、Anthropic があらかじめ用意して提供する「ビルトインツール」の役割と使い方が分かります。Server tools(web search、code execution、web fetch)は自分で実行せず宣言するだけでAnthropic側が実行し、レスポンス内に結果が返る点を理解できます。また、クライアント側で動く Memory や Bash といった client tools の位置づけと、運用環境でこれらを使う利点(実装工数の短縮やスケーラビリティ)も学べます。

    • サーバーツールの宣言と実行
    • 1ファイルで2つのサーバーツール
    • 実行方法
    • 別カテゴリ:クライアントツール
    • 本番での重要性
    • まとめ
  8. 8
    スキルSkills

    このレッスンでは、SKILL.md を中心に Skills が何を解決するかと使い方が分かります。Skills とツールの違いや、Skill をワークスペースにアップロードして ID を参照する流れ、messages.create の container.skills で複数の Skill を組み合わせる方法を学べます。さらに Skills を動かす際に code execution と組み合わせる理由や、起動時の段階的ロードでコンテキストを節約する仕組みも理解できます。

    • スキルとツールの違い
    • スキルのアップロード
    • リクエストへのスキル添付
    • 実行方法
    • まとめ
  9. 9
    MCPMCP

    MCP の役割と利点が分かるレッスンです。自前で第三者サービスのラッパーを維持する代わりに、サービス提供者が公開する MCP サーバーを利用して統合を委任する考え方、Tools(自社向け)、Skills(手順定義)、MCP(サードパーティ)の使い分け方を学べます。実際の接続設定例や、利用可能なツールを限定して読み取り専用にする方法(mcp_toolset の default_config と configs)も理解できます。MCP コネクタがベータである点にも触れます。

    • 保守の課題
    • ツール・スキル・MCP の比較
    • MCP サーバーへの接続
    • Claude の利用ツールの絞り込み
    • まとめ
  10. 10
    コンテキスト管理Context management

    このレッスンでは、Claude に渡す「コンテキスト」が何を指すかを押さえ、トークン制限やコストを抑えつつ重要な情報を残す設計が学べます。Just-in-time、サーバー側の compaction、プロンプトキャッシュ、メモリツールという4つの実践パターンを使い分けることで、長時間稼働するエージェントの安定性と効率を高める方法が分かります。各パターンの役割と組み合わせ方、どの問題に効くかの判断基準も身につきます。

    • コンテキストに含まれるもの
    • パターン1:ジャストインタイムコンテキスト
    • パターン2:サーバー側圧縮
    • パターン3:プロンプトキャッシュ
    • パターン4:メモリツール
    • パターンの重ね合わせ
    • まとめ
  11. 11
    マネージドエージェントとはWhat are managed agents?

    マネージドエージェントが何を提供するのかを実用視点で理解できます。Anthropic がホストする「エージェントループ」を使い、セッション起動・並列実行・ファイル操作・bashやWeb検索を伴うタスクを外部アプリから動かす仕組みが分かります。Kanban 連携や定期リサーチ、複数エージェント協調といった具体例で、環境(Environments)、ツール、Memory、MCP、ルーブリックによる評価など構成要素と設計方針が把握できます。最後に実運用での権限・並列性・状態管理の扱い方が見えるようになります。

    • ホストされたエージェントループ
    • 例1:自動化するカンバン
    • 例2:メモリ付き定期調査エージェント
    • 例3:複数エージェントのインシデント対応
    • 構成ブロック
    • まとめ
  12. 12
    はじめてのマネージドエージェントBuilding your first managed agent

    このレッスンでは、エージェントループを自前で回す代わりに、Anthropic のインフラ上で動く「マネージドエージェント」の仕組みと運用手順が分かります。Agent・Environment・Session・Events の4つの基本要素と、それらを使って最小構成のエージェントを作成・起動し、イベントストリームで実行状況を受け取る流れを実践的に学びます。長時間実行やファイル操作を要するワークロードを外部で安全に走らせる設計が理解できます。

    • マネージドエージェントとは
    • 4つのプリミティブ
    • 最小のマネージドエージェント
    • ステップ1:エージェント作成
    • ステップ2:環境作成
    • ステップ3:セッション作成
    • ステップ4:ストリーム開始とキックオフ送信
    • ステップ5:ストリーム消費
    • トレードオフ
    • まとめ
  13. 13
    Claude Code で開発するBuilding with Claude Code

    このレッスンでは、TypeScriptプロジェクトの未完成ファイルを Claude Code に任せて、API 統合を自動生成・実行・修正する一連の流れが理解できます。Claude API スキルの自動検出や /claude-api 呼び出し、ツール定義→ランナーへ渡すという慣用パターンを実践で学べます。手作業で書く代わりにスタブを用意して差分だけ確認する効率的なワークフローが身につきます。

    • スタブからの開始
    • Claude API スキル
    • 動くコード付きプロンプト
    • Claude Code の出力例
    • 覚えておくべきパターン
    • まとめ
  14. 14
    修了クイズClaude Platform 101 quiz

    この修了クイズを通じて、Claude Platform の基礎知識がどれだけ身についているかを確認できます。API 呼び出しやモデル選び、エージェントループやツール利用、コンテキスト管理や MCP などの主要概念を総ざらいして理解度を測る設計です。学んだ内容の復習と、自分で管理エージェントや Claude Code を使い始める準備が整っているかを短時間でチェックできます。

見出しは公式の構成にもとづく日本語の要約です。レッスン本文は公式サイト上でのみ提供されています。各行から公式ページへ移動します。

この講座に出てくる用語 — 9語

この講座で扱う概念です。意味が分からない語で止まったら、ここから辞典を引けます。数字は難易度(1が易しく5が難しい)。
本文中でも初めて出てきた箇所にリンクを張っています。

用語の解説は AICU term(AICU が独自に編集している用語辞典)。

原題: Claude Platform 101 — https://academy.claude.com/courses/claude-platform-101